私達人間の歴史は、600万年あるそうです。
600万年前にチンパンジーと別れて、2本の足で歩くようになった動物が
人間になった。

木の上で生活しているチンパンジーと違って、地上に降りて生活する
ようになった人間は、体を地上に対して垂直にバランスを取れる体に
進化していった。


他の動物は重い物を運ぶことができません。
スポーツもできません。
人間は、他の動物は全く違う能力を手に入れました。
人間の身長が大きくなってきたり、平均寿命が伸びたり
しているので、現在でも人間の体が進化しているように
感じるかもしれませんが、この写真を見て何を思いますか?

↑桶の中に4人の子供が入っています。
私達はこんな事できない人がほとんどではないでしょうか?
昔できていたことができなくなっているのですから、
退化していると思いませんか?
 坂本龍馬の本を読むと日本のあちこちに移動している。
移動総距離は、19歳から33歳で約4万6000キロとなるそうです。
昔の人の歩く力はすごかったのですね。
私は、前職が土木の現場監督でした。その時、セメント袋の重さは40キロでした。
現在の重さは25キロです。
私達の体は、昔の人よりも重い物を頭の上に乗せるバランスがなくなり、
重いものを持てなくなり、歩けなくなった。
あらゆることが機械化されて、車社会などにより、肉体を使わなくても
生活できるようになり、便利な社会が私達の肉体の能力を衰えさせました。
何100万年もかけて、進化してきた人間の体は、退化しています


歩く時に体が前に傾いている人が多いです。自分の体の重みもきちんと支えることが
できなくなってきています。
こんな感じで立っている人が多いです。若者の体も退化してきています。

頭の重みをきちんと支えられなくなっている現在の日本人。
重力に負けてしまっています。
重力に負けてしまい、ねこ背になった大人が子供を生むと
子供は親の影響を受けて、更に重力に負けて、まっすぐ立てない子供になる
可能性が出てきます。更にこの子供が子供を生むとさらに、
まともに立てなくなる子供が生まれる。
このようにして、人間の体の退化が進んでしまうと考えています。
私このままでは、人間の体がおかしくなってしまうと危機感を持っています。
そのためにも多くの人に「骨格バランス」を教えていきます。
筋肉を鍛えるのではなく、軸でバランスを取ることが必要なのです。
「体に軸が必要」なことを指導していきます。


先程の画像の女性のように桶を支えるのには、体に柱のような支柱が必要です。
いわゆる「体の軸」です。
しかし、この「体の軸」が何なのか?分かっている人がいないのが現状です。
私は、この「体の軸」の専門家です。
戦後、筋トレが出てきました。
腰痛や膝が痛い人に対して、「筋肉を鍛えましょう」
と整形外科で言われることが多いようですが、
「体の軸」は筋肉を鍛えてもできません。
いくら頑張って、筋肉を鍛えても写真の女性のような
ことはできるようになりません。ここが体の難しいところでもあります。
筋肉を鍛えれば、膝や腰の痛みが解決するということはないのです。
そんなに人間の体は単純にできていないのです。
体の軸を入れることもかんたんではありません。
体が筋肉に頼るクセを持っているので、
一から体のバランスを変える訓練をしなくてはいけません。
これが軸育です。

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