私達人間の歴史は、600万年あるそうです。
600万年前にチンパンジーと別れて、2本の足で歩くようになった動物が
人間になった。
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木の上で生活しているチンパンジーと違って、地上に降りて生活する
ようになった人間は、体を地上に対して垂直にバランスを取れる体に
進化していった。
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![](https://jikuiku.rdoor.jp/wp-content/uploads/2021/08/2026003-1024x773.jpg)
他の動物は重い物を運ぶことができません。
スポーツもできません。
人間は、他の動物は全く違う能力を手に入れました。
人間の身長が大きくなってきたり、平均寿命が伸びたり
しているので、現在でも人間の体が進化しているように
感じるかもしれませんが、この写真を見て何を思いますか?
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↑桶の中に4人の子供が入っています。
私達はこんな事できない人がほとんどではないでしょうか?
昔できていたことができなくなっているのですから、
退化していると思いませんか?
坂本龍馬の本を読むと日本のあちこちに移動している。
移動総距離は、19歳から33歳で約4万6000キロとなるそうです。
昔の人の歩く力はすごかったのですね。
私は、前職が土木の現場監督でした。その時、セメント袋の重さは40キロでした。
現在の重さは25キロです。
私達の体は、昔の人よりも重い物を頭の上に乗せるバランスがなくなり、
重いものを持てなくなり、歩けなくなった。
あらゆることが機械化されて、車社会などにより、肉体を使わなくても
生活できるようになり、便利な社会が私達の肉体の能力を衰えさせました。
何100万年もかけて、進化してきた人間の体は、退化しています
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歩く時に体が前に傾いている人が多いです。自分の体の重みもきちんと支えることが
できなくなってきています。
こんな感じで立っている人が多いです。若者の体も退化してきています。
![](https://jikuiku.rdoor.jp/wp-content/uploads/2021/08/gzdfa.jpg)
頭の重みをきちんと支えられなくなっている現在の日本人。
重力に負けてしまっています。
重力に負けてしまい、ねこ背になった大人が子供を生むと
子供は親の影響を受けて、更に重力に負けて、まっすぐ立てない子供になる
可能性が出てきます。更にこの子供が子供を生むとさらに、
まともに立てなくなる子供が生まれる。
このようにして、人間の体の退化が進んでしまうと考えています。
私このままでは、人間の体がおかしくなってしまうと危機感を持っています。
そのためにも多くの人に「骨格バランス」を教えていきます。
筋肉を鍛えるのではなく、軸でバランスを取ることが必要なのです。
「体に軸が必要」なことを指導していきます。
先程の画像の女性のように桶を支えるのには、体に柱のような支柱が必要です。
いわゆる「体の軸」です。
しかし、この「体の軸」が何なのか?分かっている人がいないのが現状です。
私は、この「体の軸」の専門家です。
戦後、筋トレが出てきました。
腰痛や膝が痛い人に対して、「筋肉を鍛えましょう」
と整形外科で言われることが多いようですが、
「体の軸」は筋肉を鍛えてもできません。
いくら頑張って、筋肉を鍛えても写真の女性のような
ことはできるようになりません。ここが体の難しいところでもあります。
筋肉を鍛えれば、膝や腰の痛みが解決するということはないのです。
そんなに人間の体は単純にできていないのです。
体の軸を入れることもかんたんではありません。
体が筋肉に頼るクセを持っているので、
一から体のバランスを変える訓練をしなくてはいけません。
これが軸育です。
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