どんな体になれば、腰痛や肩こりがなくなるのでしょうか?

・ストレッチして、体が柔らかくなればいいのでしょうか?
・筋トレして、体を鍛えて強い体を作ればいいんでしょうか?

私の答えを言いますね。
それは、安定した体です。
体が安定するほど、腰が痛くなることはないのです。
肩こりで悩まされることがなくなるのです。

私達人間の体は、四足動物と違い、縦に長い形で立つので、
バランス能力が必要となるのです。バランス力で体を安定させる必要があります。
グラついていてはいけないのです。

では、自分が安定しているかどうか調べる方法の一つを紹介します。
立った状態で、他の人に指1本で体を押してもらった時にぐらつくか、または安定しているか感じて下さい。下記の動画の人はグラついて安定していませんでしたね。
安定できないから、腰痛が起こるのです。

安定させるには、バランス能力が必要と言いました。
具体的にどうやって、体を安定させればいいかというと、
骨組みをしっかり組んで、体を安定させることが必要なのです。
骨1本ずつだとなんの力もありませんが、骨が組み合うことで、
構造的にしっかりして安定するのです。
「骨組み」「骨格」と言いますね。
木造建築の構造も縦は柱、横は梁、これが組合い、
安定した構造を作ります。

では、普段骨組みを意識して、立ったり歩いているでしょうか?
意識していないですよね。
それは、体が固まりすぎて、骨組みが意識できないのです。
筋肉が柔らかく動いて、筋肉が骨を動かしている感覚や背骨がしなる時など、
骨を意識できますが、そのような動きが少なくて、筋肉と骨が一体化してしまっているのです。
軸育では、骨が、骨組みによって、体を支え、コントロールする体の使い方を覚えて、
安定した構造を作ることが目的となります。
骨が家でいう「柱」や「梁」の役目になるように。

腰痛や肩こりの人は、「骨を使って立つ」という体の基本から、取り組まなければならないのです。

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